「ほっ」と。キャンペーン
2016年 03月 24日

サウンドゼミ。

この間の20日に音楽機材販売の大手ロックオンカンパニーさんの梅田店さんにミックスのセミナーに行って来ました。

講師は数々のレコーディングやミックスを手掛けてられている杉山勇司さんです。

一線で活躍されているエンジニアさん、しかも杉山さんに直接ご指導、アドバイス頂けるチャンスは滅多にないと参加を申し込みました。

今回はprotoolsの販促も兼ねてるので前半はその機能の説明でした。

そこでは実際にミックスが行われたセッションデータ使って説明してもらえます。

その機能説明や実際に行われたミックスの実例を教えて頂き、その後、休憩を挟み参加者が事前に提出した楽曲を聞きながら直接アドバイスが頂ける時間となりました。

どの参加者にも丁寧にアドバイスをくれて、しかも悪いことは言うわない。

上手く言えませんがこの時点でプロとアマチュアの差はとてつもなく大きいのだと感じました。

なぜそう思ったのかよく分からないのですがそう感じました。

文章にすると身も蓋も無い感じになってしまいますが、どの質問の答えも突き詰めると結局はミックス以前の出音を良くする。やっぱりこれが肝心。

ギターを録音するなら1番最初のギターの音と演奏が良くないと元も子もない。

そしてその音が出るような環境づくりをしているかどうか。

その演奏、もしくは歌はリラックスしてそれでいて集中力をもって演奏出来る曲ですか?

キーの設定は間違っていませんか?

機材のメンテはしてますか?

等々その他色々ありましたが、良い音が出せるような環境づくりを演者もエンジニアもしてるかどうかが1番大切なことだと言うわれておりました。

ミックス講座がレコーディングについてやデレクションについてのようになってしまいますが、ミックス以前のことが何より大切なのだと言うわれておりました。

それとそれをした上でのDAWに入るまでの機材とそれを最大限に使える技術。

そのすべてに大きな差があるように思いました。

今やっているミックス作業で悩みが多かったのがリバーブの設定でしたが、この質問への答えは、「良いリバーブを使って下さい」とのことでした。

それは自分が今使用しているリバーブが決して悪いわけではなくて、あなたが理想としている、もしくは悩みなく使用出来るリバーブはあなたの想像以上にクオリティーが高いものなんですよというわれているのだと思います。

そしてそのことについて加えて教えて頂いたのは「あなたの耳がその音に疑問をもって違和感を感じることが出来たのが価値があることなんですよ」と教えてもらえました。

リバーブに関わらずその音に疑問を持たないことが、もしくは持てないことが良くないことなのだとアドバイス頂きました。

結局今自分が悩んでいることはすぐさまに解消されるものではありませんでしたし、その解消には技術と共に予算もかかる部分も大いにありましたが何となく嬉しく思いました。

この10年音楽を制作する環境はものすごく進歩して自分がカセットMTRで録音してたころに比べたらプロとアマチュアの差は制作環境においては差がかなり縮まったように思っておりました。

それは自分たちのようなアマチュアには物凄く有難い進歩ですし、そのDAWの特性とネットというインフラのおかげでその価格も安くなって手軽に音楽が制作出来るようになりました。

でも、その副産物として音楽の価値は無くなり、無料で聴けるのが当たり前のような環境にもなってしまいました。

でも一線で音楽を制作する現場においては今でもプロとアマチュアの差は歴然と有り、そこには心打つ音作りをする演者とエンジニアの技術とハイクオリティーな機材が必要なのだと改めて感じ、自分の非力さを痛感しつつも久しぶりに音楽において清々しい気持ちになりました。

もちろんこの話はエンジニアさんによっても違うと思いますし、その音楽によっても違うと思います。

DAWのみの環境で素晴らしい音楽を作る方はいっぱいいると思います。

何を言っているのか自分でも良く分からないようになってきましたが、自分が心打たれる音の秘密が何となく分かったような気がしました。

参加して本当に良かったです。

演奏するのも記録するのも音楽は本当に難しい。

良い感じ。
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by 1971cb750k1 | 2016-03-24 22:15 | 音楽 | Comments(0)


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